WCPの世界観を、グローバルに実現する仕事
――キリマンジャロ登攀に2回も成功されたとか。経緯を教えてください。
チームビルディングの手法を学ぶ海外のセミナーに参加し、キリマンジャロに登頂しました。「マウンテンリーダーシッププログラム」といい、チームを組んで険しい山へ登ることで、確実に参加者全員を目的地まで届けるリーダーシップを磨くことが狙いです。
ご存じのように、キリマンジャロは険しい山です。登るためには心身ともにタフネスが求められます。でも、プログラムを習得しながら登っていくと、およそ8割のセミナー受講者が登頂に成功します。キリマンジャロの全体の登頂率は40%程度なので、驚くべき数値です。
私はWCPで、何百人もが集まるセミナーを統括する運営担当者のため、「大きなことを達成できる、大きな器」を持つことが大事だと思い、これまでにこのリーダーシップセミナーを2回受講しました。というわけで、キリマンジャロに2回登頂しました。
――お仕事の具体的な内容を教えてください。
WCPの大きなイベントやセミナーの進行や運営の全般をとりまとめています。特に大森さんのセミナーはエンターテインメント性が高いのが特徴で、参加者の人数も多いので、進行管理から音響や照明、スタッフの配置まで、細かい部分までチェックが欠かせません。
また、最近は海外事業のコーディネートの仕事も増えてきています。大森さんと海外の講師とのコラボレーションセミナーの手配や通訳、また、大森さん自身が海外でセミナーを行う際の現地プロモーターとのやりとりといったことを行っています。
人が輝く瞬間に立ち会えることを原動力に
――WCPに参加した経緯を教えてください。
前職では人事の仕事をしていました。あるとき、たまたまマーケティングの大家であるジェイ・エイブラハムが来日すると聞き、勉強のためにと来日前の体験会に参加したのですが、そのときの講師が大森さんでした。そこで大森さんの話にすっかり魅了されて。
その後、大森さん自身が開催するプレゼンセミナーに参加しました。そのときに、「このセミナーが提案している世界観を広めるお手伝いをしたい」と強く感じたのです。そして、2年ほどボランティアで、大森さんのセミナーの運営のお手伝いをしました。
その頃の私を突き動かしていたのは、自分自身がどうこう、というより、セミナーに参加している人たちがどんどん変わっていく姿を見たいという気持ちだったと思います。たとえば、何かから解き放たれた表情が垣間見られたり、その人が意識せずにぽろっとこぼした「キラリと輝くひと言」を聞けたり……、ほぼ100%、そういう瞬間があるのです。その一瞬に立ち会えるのが幸せで。
その後、WCPの立ち上げとともにボードメンバーになりました。人生が変わる瞬間というのはそうあるものではないのに、この会社にいると日常的にそこに立ち会える。それが、今でも働く原動力になっています。
OUTSTANDINGに成長できる会社で、ダイナミックなチャレンジを
――WCPは、今後どのように発展していくとお考えですか。
まず考えているのが、貢献事業の拡大です。WCPでは、タンザニアのアルビノ(生まれつき肌の白い子どもたち。親から見捨てられる傾向にある)を保護する学校への寄付を続けています。キリマンジャロ登頂のときなど、直接、寄付金を学校へ届けに行くこともあるのですが、そうした私たちの行動を見て、「こんなふうに、誰にわたるかがきちんとわかっている寄付は安心」と寄付してくださる方はおっしゃいます。
そうした姿勢を今後も貫いていけば、貢献できる先がさらに増やせる会社になれると思います。
また、セミナー受講者がリーダーとしてそれぞれの業界をけん引する存在になり、日本から海外へどんどん発信していくイメージを持っています。日本人は人柄が魅力的だし、何より良いサービスを持っています。海外では日本文化をリスペクトしている人がたくさんいます。それなのにビジネスチャンスを逃しているのだとしたら、それは日本人のプレゼン能力に問題があるからだと思います。とてももったいないことです。
プレゼン技術を身につけることで、自身やサービスについて自由に表現できるようになれば、日本人はもっともっと海外で活躍できるはず。そして、WCPのセミナーはそのことに貢献できると確信しています。
――入社を検討されている方へ、メッセージをお願いします。
私たちは飛躍的な成長を「OUTSTANDING」と呼びます。そして、WCPにはそれが当たり前にできる環境が整っています。
誰かが「これをやりたい!」と手を挙げたことを、私たちは常に応援します。さまざまなことに好奇心を持ち、少しずつでも自分の可能性を広げていこうという人にとっては、願ってもない会社といえるでしょう。
もちろん、今すぐには自分のやりたいことが見つからないという人もいるでしょう。WCPでは、まわりを見わたせばセミナー受講者もメンバーも日々成長していく人たちばかり。人の成功が喜べる人、成長を喜んで応援できる人は大歓迎です。そして、共に成長しましょう。