「これだ!」直感を頼りに飛び込んだ世界
――WCPでの仕事について教えてください。
ブランディングディレクターをしています。ビジュアル面のディレクションを通して、より「なりたい自分」に近づくためのお手伝いをする仕事です。
セミナーの受講者には経営者も多く、仕事に一生懸命なあまり外見を気にかけない方も少なくありません。また、セミナーの進行に合わせるように事業規模がどんどん大きくなっていくケースが多いのですが、それにつれてメディアや講演会など、人前に出る頻度が高くなる方もいます。そのような方々に、それぞれの個性や役割、仕事に即したブランディングを行います。これは、私が長いキャリアを持つカラーコーディネーターの仕事とリンクしています。
ブランディングディレクターのほかにも、「RTOセミナー」のトレーナーや社内全般の統括も行っています。
2014年の創業時には、カラーコーディネーターとして活動するかたわらWCPに携わっていましたが、今では9割がたWCPの仕事をしています。創業当初からいるボードメンバーの中でもとくに、「常に社内にいて、まとめ役としていろいろな仕事に顔を出す人」というイメージを持たれているのではないでしょうか。
――WCPに参加されたきっかけは?
のちに一緒にボードメンバーとなる高垣に誘われて、大森のプレゼンテーションセミナーに出たことです。
ももともとカラーコーディネーターとして講師を長く経験していましたが、プレゼン能力向上の必要性を意識したことはありませんでした。しかし、大森のセミナーを初めて受けたとき、「プレゼン以上の、人生にとってもっと大事なことを教えてくれる人だ」と感じました。
その後、オーストラリアで開催されたアンソニー・ロビンズのセミナーに、大森や高垣と一緒に参加しました。私はもともと、そこまでアクティブに動ける人間じゃなかったのですが、今思えば「これだ!」と思ったんでしょうね。
そのときの気持ちをよく聞かれるのですが、すべてを言語化するのは難しくて……。こう言うとゆるく聞こえるかもしれませんが、「自分らしく」の意味がすごく深くなったということでしょうか。人間関係に縛られたり、社会から与えられた役割を全うしようとしたりといった、自分ではない何かの意図で生きるのではなく、自分で選択して生きること。
でも「それって、過去の自分も含めて、できていない人が多いな」と思ったのです。真の意味で「自分で選択して生きる」ことができたなら、自分も周りの人たちも、もっとずっと幸せになれるのではないだろうかと感じました。
オーストラリアのセミナーが終わったときには、「大森と仕事をしたい」と感じていました。そこで最初は大森のセミナーのサポートからスタートし、WCPの立ち上げと同時に参加しました。
セミナーは、わが社のミッション
――トレーナーをなさっている「RTOセミナー」について教えてください。
7カ月間のビジネス研修プログラムです。プレゼンテーション、コーチング、セールス、交渉、チームビルディング、マーケティングというビジネスに必要な6コンテンツに、人生にとって重要な、健康というテーマをプラスしたプログラムで構成されています。
「RTO」はビジネスセミナーですが、ビジネスの成功がゴールではないこと、自分や周りの人たち、そして社会全体が幸せになっていかなければ、本当の成功ではないということを学んでいただきます。
みなさん、参加前と参加後とでは、本当にビックリするくらい変容されます。人が輝く瞬間を見られるので、どんなに忙しくても現場は離れられません。
――WCPは、今後どのような会社になっていくと考えていますか。
今も行っていますが、オンラインによるコンテンツ化がさらに進んで、大森の行うセミナーを、もっと多くの人に提供できるようになると思います。
また、貢献事業も推し進めたいと考えています。「RTO」のプログラムの最後に開催する「RTO summit」は、その収益をタンザニアにあるアルビノの子ども(染色体の異常で、生まれつき肌の色が白い状態で生まれてきた子ども)たちを保護する学校に全額寄付するためのチャリティイベントです。同じ所へ継続して支援を行うことが大切だという考えのもと、タンザニアへの活動は今後も続けていきます。さらに、女性や子どもの未来を考えた貢献事業も増やしていければと考えています。
――入社を検討されている方へ、メッセージをお願いします。
今後、会社の見た目は変わっていくかもしれませんが、セミナーは我々のミッションとして続けていくと思います。それは利益に関係なく、私たちの事業のコアとして、使命としてやり続けるという意味です。
「人が自分の人生を歩むための応援をする」
このミッションに共感してくれる人と、働いていきたいです。本気で自分の人生を生きる人、お待ちしています。