コミュニケーションを通じて真のウェルビーイング実現を目指す一般財団法人コミュニケーション開発機構(本社:東京都新宿区、代表理事:大森健巳)は、当財団の「ウェルビーイング活動」の一環として、新潟県加茂市の地域活性化を支援するため、市役所職員向けの講演とワークショップを開催しました。この取り組みは、ワールドクラスパートナーズ株式会社の関連団体である当財団が、地方の過疎化という共通の課題に対し、「人々の幸福」というウェルビーイングの視点から解決策を提案するものとなりました。
加茂市長との面会で意見交換
ワークショップ開催に先立ち、一般財団法人コミュニケーション開発機構の代表理事である大森健巳、理事の伊熊知子、後藤利恵の3名は、加茂市長(藤田明美市長)と面会しました。面会では、行政の立場から見た地域創生における課題や展望について、有意義な意見交換が行われました。この意見交換は、今後の地域活性化に向けた取り組みを深める貴重な機会となりました。

講演とワークショップ開催の背景と目的
今回のワークショップは、当財団のプログラム受講生の方から、ご自身の地元である加茂市が抱える過疎化の課題と、その解決に向けた地域活性化への強い想いが寄せられたことがきっかけとなりました。このニーズに応えるべく、我々は、地域活性化の鍵を握る市役所職員の皆様の「ウェルビーイング向上」に焦点を当てたワークショップを提案。職員の方々の働きがいや満足度を高め、ひいては地域全体の活性化に繋がることを目的としました。職員一人ひとりのウェルビーイングを高めることが、市民サービスの向上や地域社会の活力向上に繋がるという考えに基づいています。
当日の講演とワークショップの模様
「幸せってなんだろう?から始めるこれからの行政~加茂市からはじまるWell-beingのまちづくり~」と題された当日の講演とワークショップには、加茂市役所の職員の皆様に加え、オブザーバーとしてその他の地域の関係団体に所属される方もご参加いただきました。講演では、ウェルビーイングの定義をWHOや厚生労働省の見解を基に確認し、「幸せとは何か」を行政の視点から問い直しました。また、経済的ウェルビーイングの向上施策として、イベントによる飲食・物販機会の創出や、立ち寄りスポットでの消費喚起を提案。定期開催による地域への再訪を促し、観光動線を構築する具体的なモデルを提示しました。さらに、「勝てる戦い」「ライトユーザー」「好意の確率設計」といったマーケティング視点を取り入れ、UGC(User Generated Content)拡散型のSNS戦略を提案することで、市民が自然に情報を発信したくなるような「拡散されるまちづくり」を推進し、地域への愛着醸成と孤立予防、結果として健康で笑顔あふれる地域社会を目指すことについて、具体的な視点や実践的なヒントが提供されました。参加者は熱心に耳を傾け、活発な意見交換が行われました。
参加された職員の方々からの感想を一部抜粋します。
「心身の健康を保つことが重要なのは理解していましたが、社会的に満たされた状態もウェルビーイングの構成要件であることは今回の講習会での収穫でした」
「早い段階で行政のあり方についての話になり、大きいスケールで考える事の重要性を認識しました」
「市としてではなく、一個人の人生のウェルビーイングについてもお聞きしたかった。同時に改めてどうありたいかを自ら考えなければならないと思いました」

一般財団法人コミュニケーション開発機構は、これからも「コミュニケーションを通じて、真のウェルビーイングを実現する」ことをミッションとし、多岐にわたる社会貢献活動に積極的に取り組んでまいります。とりわけ今後も公的機関での活動実績を積むことで、より広範な社会貢献を目指してまいります。
一般財団法人コミュニケーション開発機構とは・・・
ウェルビーイング向上に関連する、啓発活動やワークショップ、シンポジウム等、各種イベントを開催し、 より多くの人がウェルビーイングに目を向ける環境づくりをしています。
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